旅の思い出 宮古 たろう庵

本日は夫のお気に入りの旅館を紹介します。

宮古にある「たろう庵」さんです。「海の近くに行きたい。」というので選びました。夫は大浴場に入るのに抵抗があるので、宿泊先は貸切温泉や部屋にお風呂が付いている宿泊施設を選ぶことにしています。人にどう思われるかなんて気にしないのに、全裸をさらけだすのは抵抗があるようです。文化の違いって面白いですね。

旅館に行く前に、岩泉町の「龍泉洞」に立ち寄りました。祝日でしたが、それほど混雑していなかったので自分たちのペースで観光できました。

インディージョーンズみたい。龍泉洞の中の温度は外より低いので夏に来たら涼しくて気持ちいいのだろうと思いました。

この日の宿泊施設、宮古「たろう庵」さんのお部屋です。チェックインの際にお宿の方から、震災の事を伺いました。「たろう庵」さんは高台の上に建てられていますが、その当時の「たろう観光ホテル」は田老町の市街地にあったので四階まで浸水したそうです。私達が訪れた時も、街は復興のさなかにあって堤防が建設されているところでした。

　

ベランダにお風呂がありました。ベランダから三陸の海が見えます。朝食後、ここで漁に出る小舟を眺めながらコーヒーを飲んでゆったりしました。「こんなに美しいなら、海のそばに住むのも素敵。」と思いました。

夕食前に宿の前にある三王岩 国立公園を散策しました。海も岩も美しすぎてため息が出ます。

夕食は海の幸中心に提供されました。お部屋から移動して個室の食事処でいただきました。

前沢牛（だったかな？）美味しかった！

キンキも最高でした！

これ以上食べられない位食べました。大満足でその日は部屋のお風呂に入って休みました。

翌朝は予約していた貸切露天風呂に行きました。朝日が見たかったのですが、曇ってました。

昨晩あんなに食べたのに、朝ごはんも美味しくいただきました。

帰りに「たろう観光ホテル」に立ち寄り、見学。津波のすごさを目の当たりにしました。目の前の美しい海が、このような恐ろしいことを引き起こすなんて言葉になりません。

「小さなことに不平ばかり言わず、自分の幸せを忘れずに生きなければ…。」と反省しました。

夫は「たろう庵」さんが気に入ってしまい、また行きたいと言っております。温泉ではないのですが、海が好きな人にはお勧めです。次はいつ行けるのか全く見当がつきませんが、またおいしい海の幸をいただきたいです。

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