2020年8月12日水曜日

アメリカ人と日本人が日本で結婚する際の手続きの流れ

今日も暑いですね。皆様、お元気でしょうか?
昨夜は非常に寝苦しく、熟睡できませんでした。

さて、先日結婚記念日を迎えた私達。
年を取って忘れる前に、婚姻届けの手続きを紹介しておきます。

今はコロナ禍でいろんな行政手続きが通常通り行われていない可能性もあります。これから手続きしたいと思っている方は大変だと思いますが、早めに確認して、無理のない計画をすすめてください。

①必要書類の取得→②日本の市区町村で婚姻届の提出

①必要書類の取得
1.婚姻届1 
住所地で提出する場合のみ)戸籍謄本または戸籍抄本(日本人の方)私たちは私の本籍のある役所に提出したので不要でした。記入の仕方はネットで検索すると大体の書き方が分かりました。分からないことは役所に電話すると親切に教えてくださいました。
こちらは神戸市のリンク こちらを参考に作成しました。(手書きで記入してくださいと言われました。)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/6860/290522koningaikokujin_1.pdf

(2)彼の住所はその当時アメリカ在住でしたのでアメリカの住所を記入しました。

夫の母親の名字を現在の名字(父親と同じ名字)で記入したところ、「婚姻用件具備証明書」(アメリカ人のみ提出)が旧姓で記入されているので、同じく旧姓で記入してくださいと言われました。これは配偶者の国籍で違ってくるかもしれません。提出予定の役所にお問い合わせください。
(5)その当時私たちは同居していなかったので空欄にしました。
※署名の欄は夫の場合パスポートと同じ順番で記入するよう言われました。(ブロック体、印鑑は必要なかったです。)
※証人2名の署名捺印(成年者/20歳以上の方の)が必要ですのでお忘れなく!私たちは急いでいたので、2人とも私側の家族と友人にお願いしました。

2.婚姻用件具備証明書とその訳文
アメリカ大使館またはアメリカ領事館で公証してもらったSINGLE AFFIDAVIT FOR MARRIAGE(婚姻要件具備証明書)。その国の法律上、「婚姻に必要な要件を備えていますよ」ということを証明する書類になります。英語での発行になるので、翻訳者の明記をした上で、全文の日本語訳をつけなければなりません。翻訳は本人でもOKです。大使館・領事館での公証業務になりますので各大使館・領事館サイトより予約が必要になります‼私たちは東京のアメリカ大使館に指定のウェブサイトから予約をして、当日は彼が東京に出向き、書類を発行してもらいました。有効期限は公証を受けた日から3ヶ月なので、婚姻届を提出するときに期限が切れていないよう注意してください。
※今は新型コロナウィルスのため、東京のアメリカ大使館への立ち入りが制限され、いろんな手続きができなくなっているようです。(2020年7月の時点)他の領事館も各県の事情に合わせて業務を行っているようですので、事前に確認してみてください。

アメリカ大使館のサイト

公称申請予約は東京、大阪、札幌(神戸)、名古屋、福岡、那覇で申請できるようです。事前にウェブサイトから予約をして本人が出向きます。

申請書とその訳文見本 申請書を事前に準備して当日大使館に持って行きました。書類の下の部分にサインをもらいます。形式が変更になることもありますので、最新の形式を取得してください。手数料$50位かかります。

3.パスポート(アメリカ人の方)とその訳文
アメリカ人の方の国籍を証明するために必要です。
パスポートの訳分は自分で作成しました。私は以下のサイトから記入例をまねて作成しました。

4.日本人の方の印鑑
5.在留カード(アメリカ人の方で在留カードが発行されている場合)
6.アメリカ人の方の出生証明書の原本と日本語訳(役所に必要と言われた場合
私たちの場合は役所に問い合わせたところ、提出の必要はないと言われました。

②日本の市区町村で婚姻届の提出
書類がそろったら、いよいよ市区町村役場にて婚姻届の提出です。
提出先は
・夫の本籍地または住所地(所在地)
夫の場合、アメリカ人でしたので婚姻届けは必要ありませんでした。
・妻の本籍地または住所地(所在地)の市役所、区役所又は町村役場(出張所も可)です。
※このときに婚姻届受理証明書を発行してもらうことをお忘れなく!在留許可証の申請に必要です。

次の日に在留許可証の申請をしようと計画していた無謀な私たち。申請に必要な戸籍謄本(夫との婚姻事実の記載があるもの)の作成はその場ですぐに発行してもらえるものではありませんでした。(見通しが甘い。)役所の方が事情を理解してくださり、通常よりも早めに発行してくださりました。しかしながら、翌日の申請には間に合いませんでしたが、そちらも法務局の担当の方が「後日郵送で大丈夫です。」と言ってくださりました。

何事もゆとりをもって臨みたいものです。(いつもドタバタしてる。)




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