2020年10月21日水曜日

Heavy Machine Geek (重機オタク)

夫はクレーン、ダンプといった重機が大好きです。小さい頃も自分の父親に頼んで建築現場に連れて行ってもらってたそうです。彼の父親は映画の編集の仕事をしていたそうです。誰の影響を受けて育ったのか?不思議。(ちなみに彼のお姉さんは無名ですが絵描きになりました。)

アメリカでは色んな仕事を経験してきた夫。若い頃は建築現場で解体作業もしたことがあるそうです。アメリカは重機の操作に免許は必要なかったそうです。(本当か?)そのため色んな重機を操作して経験を積んだようです。

現在、新居を建設している裏の土地の整地作業を自分でしたくてウズウズしている夫。ショベルカーやブルドーザーなどを使いたいのですが日本では資格がないと運転できません。(車両系建設機械運転技能者、国家資格)その資格を取得するにも外国人が受講できる場所がなかなかありません。受講はできるのですが、最後に日本語の筆記テストを受けて合格しないといけないのです。この辺で英語で筆記試験を実施しているところはありません。


神奈川県と宮城県で外国人でも受講できる場所を見つけましたが講習会は不定期で開催されるので、日程が決まったら参加しようという事になりました。(コロナがあるのでちょっと心配。)通常は建築会社が申し込んで開催される講習会で最低25人参加しないと実施されないとか。受講費用も13万円~18万円と高価。(日本人であれば4万円位で近くの十和田市や三沢市でも受講できる。)夫よ、人に頼んだ方が安くつくのでは?内心そう思うのですが、夫は頑固。目標を達成するまでは諦めない意志の強さがあります。コロナが終息した頃に講習会のお誘いがくることを願い、あきらめておりました。

ダメもとで、青森建機スクールというところにメールを出したところ、『「車両系建設機械運転技能者」の講習は試験の関係で難しいですが、「小型車両系建設機械運転」の講習は試験がないので良かったら参加しませんか?』と返事が返ってきました。何てありがたいお話。大抵は「うちでは無理ですね。」で終わるところ、便宜を図っていただきました。所長さんや講師の先生が理解のある方で本当に救われました。

「小型車両系建設機械」とは3トン以下のブルドーザーやバックホウといった重機だそうです。それで十分整地ができるので、夫は参加することに決めました。もちろん私も通訳として参加しなければなりません。2日間の講習会です。またお休みの日に昼寝ができないなぁと残念に思う悪い妻です。

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